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点呼まったく実施せず運行管理者の選任も虚偽

松見運輸に60日の事業停止命令、監査に虚偽陳述

2018年2月2日 (金)

事件・事故近畿運輸局は1日、京都府八幡市の運送会社「松見運輸」に対し、60日間に及ぶ事業停止を命じたと発表した。

「同社の運行管理者の選任状況に疑義が生じた」として、京都運輸局が2015年12月17日と21日、16年2月12日の3回にわたって同社を監査した結果、点呼を実施していなかったり、虚偽の陳述を行うなどの貨物自動車運送事業法違反が判明した。

点呼業務をまったく実施していなかったほか、監査時の虚偽陳述、健康状態の把握違反、運転者への指導・監督不適切、運行管理者の選任虚偽届出――と、5項目の違反を認定、60日間の事業停止と延べ60日間の車両使用停止処分を行った。