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「落し物見つけやすく」、郵便配達バイクにIoTタグ

2018年2月2日 (金)

調査・データMAMORIO(マモリオ、東京都千代田区)は2日、日本郵便とサムライインキュベート(東京都品川区)が実施するオープンイノベーションプログラム「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」の採択企業として、同日開かれたDemo Day(成果発表会)で協業に向けた成果を発表した。

今後、MAMORIOと日本郵便は、それぞれの経営資源や事業ノウハウを活用し、ネットワークを拡大させることにより、日本郵便の配達網を移動式通信インフラとし、郵便配達を行いながら落し物を見つけやすくすること、「MAMORIOタグ普及」のため、郵便局での販売局を拡大していくことで、利用者数を増加させること、見つかるだけでなく「落し物が戻ってくる世界」を目指し、法関連の確認・調整を行うこと――を目指して協業を進める。

具体的には、プログラム期間中は、郵便配達用二輪車への取り付けや反応などのテストを行ってきたが、2月5日から世田谷郵便局の郵便配達用二輪車30台に取り付けて実証実験を開始する。また、MAMORIOタグ普及のため、テストマーケティングとして1日から東京中央郵便局、世田谷郵便局でMAMORIOの販売を開始し、今後販売局数を拡大していくことで、利用者数を増やすことを進める。

ネクストステップとして、見つかるだけでなく「落し物が戻ってくる世界」を目指し、法関連の確認・調整も行いながら実現に向けて取り組む。

また、DemoDayで、一般来場者の投票により選ばれた企業におくられる「POST LOGITECH INNOVATION AWARD 観客賞」を獲得した。