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山崎製パン、関西基幹拠点の神戸工場稼働

2018年2月5日 (月)
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フード山崎製パンは2日、神戸市西区の西神工業団地に神戸工場を竣工し、本格稼働を開始したと発表した。食パン、ランチパック、ミニパン、スナックスティック、ペストリー、ドーナツの6ラインを備え、「ロイヤルブレッド」や「ランチパック(ピーナッツ)」「薄皮つぶあんぱん」などの食パン、菓子パン類の主力製品を集中生産する。

今後は関西の母体工場としてきた大阪第一工場を神戸工場へ移転する方針で、まず神戸工場を食パン、菓子パンの主力製品の供給を担う関西エリアの基幹工場と位置づけ、新拠点で製品開発を積極化する。また、中京・中四国エリアの工場群と一体となった事業展開を進め、生産・販売体制と物流ネットワークの効率を高める。

新工場に導入した製パン機械設備は同社が蓄積した技術を結集したもので、品質の安定・向上と省人・省力を追求。米国製パン研究所が普及を促進する食品安全管理体制「AIBフードセーフティ」を軸に体制を整える。環境面では、CO2削減に対応する最新の省エネルギー機器や全館LED照明を採用、地震対策や防火対策も強化した。