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マイボイスコム調べ

宅配便「利用しない」層が年々増加、ネット調査

2018年2月19日 (月)

(以下画像の出所:マイボイスコム)

調査・データインターネット調査事業を手がけるマイボイスコム(東京都千代田区)は19日、「宅配便サービス」に関する調査結果を公表した。調査によると、直近1年間に宅配便を受け取ったのは95.2%で、前回調査時(2015年1月)の96.2%と比べると1ポイント(P)減少した。第8回調査時(11年時)から減少し続けていることがわかった。

一方、宅配便を発送したのは64.9%で、前回(70.1%)から5.2P減っている。

「ネット通販・オークションなどの品物の受け取り」目的の利用者が72.8%で、2015年1月調査時点の74.5%に比べて1.7P減少した。前々回(13年、77.3%)と比べると5.8P減少している。

調査は「仕事以外での利用」を目的にした宅配便サービスについて、1月1日から5日に実施し、1万964件の回答を集めた。

利用した宅配便サービスは、ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便が7-9割を占める。過去調査と比べて日本郵便がやや増加、佐川急便がやや減少している。日本郵便は、女性40代以上で比率が高くなっている。

利用する目的・場面では、「ネット通販・オークション、フリマアプリなどの品物の受け取り」が72.8%でトップだったほか、「家族・親戚などへの荷物の発送」「家族・親戚などからの荷物の受け取り」がそれぞれ4割、「日時を指定して荷物を発送・受け取る」「クール便で冷たいまま発送・受け取る」「友人・知人などへの荷物の発送」「友人・知人などからの荷物の受け取り」がそれぞれ2割程度となった。「家族・親戚などへの荷物の発送」は、女性50代以上で比率が高い。

宅配便サービス利用者の重視点は、「配送の確実さ」が61.9%、「配送料金の安さ」「荷物の取り扱いの丁寧さ」「配送時間の正確さ」「紛失の心配が少ない」が3-4割で続いた。

最も利用したい宅配便サービスは、ヤマト運輸が56.5%を占めた。日本郵便が17.3%、佐川急便が6.3%となった。北海道では、日本郵便の比率が高くなっている。最頻利用宅配サービスと同じサービスを利用したいと回答(継続利用意向)したのは、ヤマト運輸主利用者で7割強、日本郵便主利用者で6割弱となった。

■調査結果詳細
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=23409