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宅配便受取り月2-3回が最多、マクロミル調べ

2018年6月6日 (水)

調査・データマーケティングリサーチのマクロミルは6日、宅配ボックス、宅配ロッカー、コンビニ受け取りなど宅配便の受け取り方やセキュリティ意識について調査し、公表した。

調査は全国20-69歳の男女1000人に対し、宅配便の利用状況を調査。宅配便の”受け取り”にフォーカスして、この半年間の利用頻度を確認した。また仕事での利用は除き、個人での利用に絞っている。

(以下グラフの出所:マクロミル)

調査の結果、受け取り頻度の高い順に、「週に1回以上」が18%、「月に2-3回」が32%、「月に1回」が22%で、合わせて72%が月に1回以上宅配便の受け取りをしていることがわかった。

最も多く利用されていた受け取り方法は、「自宅で、宅配便業者と対面」が97%。「宅配ボックス・宅配ロッカー」、「宅配便サービスの営業所」や「コンビなどの宅配便サービスの代理店の受け取り」には、1割前後だった。

宅配便の受け取り方法で2番目に多かった「宅配ボックス・宅配ロッカー」の利用状況を深堀した結果、個人で利用できる宅配ボックス・宅配ロッカーが「設置されている」と回答したのは15%だった。

住居の形態別に設置率をみると、戸建てが563人では全体の5%だったのに対し、マンション・アパートは403人が設置している。

街中に宅配ロッカーを設置し、無料で荷物を受け渡しができるサービスについては、認知率は54%と半数を超えたが、実際に使ったことがあるのはわずか3%だった。今後の利用意向では、「利用したい」が41%、「利用したくない」59%となった。

一方、宅配便を受け取る際に、「セキュリティを意識した行動」を取ったのが全体の30%を占めた。最多は、「事前に把握していない宅配には居留守を使い、再配達を依頼」で10%、次いで「自宅やマンションの宅配ボックスや宅配ロッカーを利用」6.8%、「宅配便サービスの営業所へ行き、直接受け取り」6.5%、「コンビニなどの宅配便サービスの代理店で、直接受け取り」5.8%だった。

■調査詳細
https://honote.macromill.com/report/20180605/?cid=SL-PR