ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

宅配便受け取る際、ドア開ける時に「不安」7割

2022年4月12日 (火)

(イメージ)

調査・データ宅配便の受け取りで玄関を開ける際、7割の人が不安を感じたことがあるーー。宅配便の利用者1000人に対する「玄関まわりの防犯意識調査」で、こんな結果が出た。調査を行った宅配ボックスメーカー「ナスタ」(東京都港区)は、利用者の不安軽減策が必要と指摘する。

調査は、宅配便利用者の男女各500人を対象に3月11-14日、インターネットで行った。

調査結果によると、玄関を開ける際、68.7%の人が不安を感じたことがあると回答した(「よくある」「ときどきある」「まれにある」の合計)。不安を感じた場面は「約束のない来訪」が62.3%で最も多かった。中には「玄関をあけたら勝手に中まで入られた」経験をしたとの回答も6.4%あった。

宅配便を「対面で」受け取ることに対して、49.7%の人が不安を感じたことがあると回答した。理由は「配達員を装った犯罪が増えているから」が66.8%で最も多かった。

現在行っている防犯対策は「特になし」が32.2%で最多。アパートに住んでいる人は39.7%に上った。

今後取り入れたい防犯対策は「在宅中も非対面で受け取る」と回答した人が37.9%で最も多く、次いで「監視カメラを付ける」が34.8%だった。

同社は「多くの人が荷物を対面で受け取ることに不安を感じている。在宅中でも非対⾯で受け取りたいと考えている方も多い」と指摘する。大型メール便対応ポストや宅配ボックス、防犯カメラ搭載インターホンなどによって荷物の盗難抑止と玄関まわりの防犯対策をすることが有効、と提言している。