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国内航空貨物2社が提携合意、コードシェア拡大

2018年2月27日 (火)

話題日本貨物航空(NCA、千葉県成田市)と全日本空輸(ANA)の航空貨物2社は26日、それぞれの運航便で2018年度上期中にも共同運航(コードシェア)や連帯運送(インターライン)を拡大し、航空機整備部門で業務協力していく「戦略的業務提携」を結ぶと発表した。

これまで実施してきたインターライン契約に加え、両社運航便のコードシェア契約を結び、航空貨物スペースをこれまで以上に有効活用できる枠組みを作る。

また、NCAが運航するボーイング747型貨物機とANAが運航するボーイング767型貨物機や今後導入する大型貨物機を用い、円滑な接続輸送など「貨物機ならではのサービスの実現」を目指す。

NCAは1978年に設立された日本唯一の国際線貨物専門航空会社で、アジア、欧米の15都市に11機のボーイング747型貨物専用機を運航している。12年7月25日に国内航空会社として初めてボーイング747-8F型機を受け取った。

ANAは国際線43都市、国内線50都市に就航し、ボーイング767型貨物専用機12機を含む260機の航空機を運航。太平洋路線でユナイテッド航空と貨物共同事業、欧州線でルフトハンザ・カーゴと共同事業を展開している。