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ECサイト構築14.1%像の高い伸び、ITR調べ

2018年2月27日 (火)

EC独立系ITコンサルティング・調査会社のアイ・ティ・アール(ITR、東京都新宿区)は27日、国内ECサイト構築市場の規模の推移と予測、販売商材別シェアを発表した。

国内ECサイト構築市場の2016年度の売上金額は129.1億円で、前年度比14.1%増と高い伸びを示した。同社は「利用者の嗜好分析機能やマーケティング機能など、製品・サービスの高機能化に伴って案件が大型化したことが要因」とみている。また今後は、ネットショップ、ネットショップ利用者が増加していくことから、CAGR(2016−21年度)は11.1%を予想している。

提供形態別ではSaaS市場が前年度比14.3%増とパッケージ市場よりも好調な伸び。17年度もパッケージ、SaaSともに2桁成長を維持し、徐々にSaaSのシェアが高まると予測している。

さらに、アパレル・アクセサリー、食品・飲料品など同市場を13の販売商材に分け、販売商材別のシェアを算出した結果、16年度のシェア上位は「アパレル・アクセサリー」「食品・飲料品」「理美容品・薬品」だった。これらの3商材で過半数を超えており、今後も販売商材の中心を占めるものと予測した。

■調査結果の概要(掲載データ)
https://www.itr.co.jp/report/marketview/M18000400.html#link02