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川崎重工、18.2万m3型LNG運搬船引渡し

2018年3月8日 (木)

荷主川崎重工業は8日、川崎汽船社向け18万2000立方メートル型LNG運搬船「PACIFIC BREEZE」を同日引き渡したと発表した。

同船は、国際石油開発帝石株式会社がオペレーターとしてオーストラリアで開発を進めているイクシスLNGプロジェクトに投入される。

これまでの川崎重工のモス型LNG運搬船の最大船型である17万7000立方メートル型LNG運搬船の特長を最大限に活用するとともに、搭載する4基のモス型球形カーゴタンクのうち後方2基を、球形タンクの赤道部に1.6メートルの円筒部を追加したモス型ストレッチ球形タンクにすることで、カーゴタンク総容積を5000立方メートル増加させた。

■主要目
全長:299.94メートル
長さ(垂線間長):286.5メートル
幅(型):52メートル
深さ(型):28メートル
満載喫水(型):12.2メートル
総トン数:14万4978トン
載貨重量:9万2830トン
貨物タンク容積:18万2683立方メートル(-163度、100%において)
主推進機関:推進モーター×2基、減速機×1基
航海速力:19.5ノット
定員:48人
船級:ビューロー・ベリタス(フランス船級協会)
船籍:マーシャル諸島