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三菱ふそう、英に電気小型トラック初投入

2018年3月19日 (月)

サービス・商品三菱ふそうトラック・バスは16日、英国・ロンドンで量産電気小型トラック「eCanter」(eキャンター)を、運送業のDPD社、製粉大手のホーヴィス社、物流のウィンカントン社の3社に納車した。同国では初投入となる。

3社は、ロンドンとその周辺の配送に数台のeキャンターを運行する。各社は、車両への投資を通じた持続可能な運行への取り組みの方針を示しており、騒音や排出ガス削減だけではなく、運用コストの削減も期待している。

DPDは、200以上の国で1日当たり480万個の荷物を運ぶ運送会社。2340台の車両を運行しており、最初の2年間はeキャンター1台を使用する。

ホーヴィスはハイウィカムを拠点とする製パン・製粉業者で、英国のベーカリーや製粉所、配送センターで3200人を雇用している。製粉事業では年間80万トン以上の小麦を取り扱い、国内・アイルランドのベーカリーやパン業者に小麦粉を供給している。ホーヴィスは当面、eキャンター2台を運行する。

ウィンカントンは英国最大の物流会社で、200以上の拠点を展開。3600台の車両プールにeキャンター5台が加わることになる。