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アルペン、AI物流ロボット56台導入

2018年3月28日 (水)

サービス・商品スポーツ用品販売のアルペン(名古屋市中区)は28日、同社が入居しているプロロジスパーク千葉ニュータウン内の「東日本フルフィルメントセンター」(千葉県印西市)に、ギーグプラス社製のAI物流ロボット「EVE(イブ)800」を56台導入すると発表した。

導入に際し、戦略的パートナーとしてアッカインターナショナルと物流業務委託契約を締結。ロボットと制御システムはアッカ社が投資し、アルペンは取扱点数に応じたロボット使用料をアッカ社へ支払う。

ロボット導入により、ピッキング作業時間を従来の3分の1に短縮し、EC市場の拡大に対応可能な人員・物量のキャパシティを確保する。また同時に、プロロジスパーク春日井(愛知県春日井市)から同センターへEC物流拠点を移転する。

面積は従来の2000坪から3500坪(1フロア)拡大となり、将来的には7000坪まで拡張する。大商圏に近いロケーションとなることで、配送コスト抑制を図る。

EVE800は、従来の低床型自動搬送ロボットに比べ1.2倍-2倍の走行スピードが設定可能でAIにより常に80%前後の電池残量を維するため、少ない充電時間で長時間稼働することができる。

また、搬送物の下を移動できるため、搬送物を狭い間隔で高密度に配置・保管することが可能なほか、必要通路幅が狭いため、省スペース化が図れる。