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アスクル、関西物流拠点にロボット111台導入

2020年7月20日 (月)

拠点・施設ギークプラス(東京都港区)は20日、ソフトバンク傘下のSBロジスティクス(同)と共同でアスクルの物流拠点「アスクルバリューセンター(AVC)関西」(大阪府吹田市)に111台の搬送ロボット「P500R」を導入したと発表した。

▲導入された「P500R」(左)と「アスクルバリューセンター(AVC)関西」(出所:ギークプラス)

アスクルは、EC出荷量の増加と慢性的な人手不足を背景に、作業員までロボットが商品を運ぶ「ピッキングシリーズ」を導入し、6月から稼働を開始。倉庫内で負担の大きい「歩く」作業を自動化した。

ギークプラスはロボットの販売から導入、メンテナンス、コンサルティングまでのメニューを国内で完結できる体制を確立しており、「当社の幅広いサービス領域と、SBロジスティクスの持つ物流オペレーションの豊富な知見・ネットワークを生かし、今後も日本全国にギークプラスの物流ソリューションを拡大していく」と、SBロジスティクスとの連携を拡大する方針。

ギークプラスは中国で2015年に創業し、世界で200社に累計1万台以上の自律型協働ロボット(AMR)を導入したことで知られ、日本法人は17年に設立。国内ではアスクルのほかに佐川急便、大和ハウス工業、ナイキなどの大型拠点を中心に納品実績を重ねている。