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日立物流、「誰とでもビジネスできるグローバル人財に」

2018年4月2日 (月)

話題日立物流は2日、新入社員34人を迎えて入社式を行ったと発表した。中谷康夫社長による新入社員へのあいさつは次の通り。

■日立物流・中谷康夫社長のあいさつ(要約)
当社グループのめざす姿は、グローバルサプライチェーンでの「ソリューションプロバイダ」であり、その事業フィールドは国内外に広がっていくとともに、今後は物流領域にとどまらない異業種の人たちとのさまざまな協業・交流が必要となってくる。そのためにも、皆さんには是非グローバルな人財になってほしい。もちろん海外勤務をすることだけがグローバルとは考えていない。

国と産業のボーダーを超えて、地球上のどんな場所でも、誰とでも、一緒にビジネスを行うことができる人財。これをグローバルな人財と位置づけている。このために、皆さんに3つ願う。

1つ目は「文化・価値観の違いを感じ、その背景を理解し尊重すること」だ。文化・価値観の違いを感じ、その上で、なぜその人たちはそう考えるのか理解しようとすることが大切であり、相手を尊重、尊敬することが大切だ。

2つ目は「物事を論理的に捉え、組み立て、きちんと相手に説明すること」だ。例えば、日本人だけの「当たり前」がどこでも通用するわけではない。文化・価値観が異なるところにおいては、きちんと論理的に説明して、相手に納得してもらうことが大切になってくる。

3つ目は「摩擦を恐れずに発言し、粘り強くコミュニケーションを図ること」。日本人を例にすれば、とかく摩擦を恐れがちで、言いたいことを言わないということがよくある。これでは相手に納得してもらうことはできない。論理的に説明するとともに、相手に納得してもらい動いてもらうためには、摩擦を恐れず、粘り強くコミュニケーションを図ることが重要になってくる。