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NTTロジスコ、顧問に金沢工業大学上野教授就任

2018年4月3日 (火)

▲金沢工業大学大学院上野善信教授

財務・人事NTTロジスコは2日、金沢工業大学大学院上野善信教授を顧問として迎えた、と発表した。

モノや機械、工場、更には事業者間のデータがつながり、有効活用されることにより課題解決が図られる経済産業省が提示した「Connected Industries」(コネクテッド・インダストリーズ)を見据え、IoTやAIなどの新技術を活用し全体最適となる効率化を図るためには、物流の領域に加えてサプライチェーンについての理解が必要になっている。

NTTロジスコでは、2017年11月から、月刊「ロジスティクス・ビジネス」に「サプライチェーン解剖」を連載している上野教授を招き、ゼミ形式で社内セミナーを開催してきた。今回、顧問に迎え継続して指導・助言をしてもらうことにした。

就任した上野教授は「競争優位の源泉は、“商品そのもの”から“商品をサービスと組合せてどのように届けるか”、に移っている。そのためのサプライチェーン戦略と物流会社の貢献について、荷主様と議論を深めていきたいと考えている」とコメントした。

■金沢工業大学大学院上野善信教授の略歴
新日本製鉄で製造系・流通系のシステム導入、i2テクノロジーズ社製ソフトウェアによるSCM導入コンサルティングに従事。アサガミ取締役、PwC PRTMディレクター、キャップジェミニジャパン代表取締役などを歴任。東京大学工学部卒、UCバークレー工学部大学院・MIT経営大学院修了、東京大学工学系研究科技術経営戦略学専攻修了(博士工学)