GWの渋滞、下り5月3日、上り4-5日にピーク

拠点・施設東日本高速道路（NEXCO東日本）関東支社、中日本高速道路（NEXCO中日本）東京支社・八王子支社は3日、関東甲信地方と静岡県内を対象に、高速道路のゴールデンウィーク（GW）期間の渋滞予測の傾向と対策などをとりまとめた。

▲渋滞発生の傾向（以下画像の出所：東日本高速道路）

4月27日から5月6日までの10日間、下り方面は5月3日、上り方面は5月4日と5日に10キロ以上の渋滞が多く発生すると予測した。

なかでも、下り方面では関越自動車道花園インターチェンジ（IC）付近でピーク時（9時）に50キロ以上、上り方面では関越自動車道高坂サービスエリア付近で45キロ以上（ピーク時、18時）の特に長い渋滞が発生する。

▲特に長い渋滞（40キロ以上）の発生予測

昨年度のGW期間（4月28日-5月7日）との渋滞回数を比較すると、10キロ以上の渋滞が下りで14回、上りで20回多く発生する。また、30キロ以上では、下り方面で1回の減少が予測されるものの、上り方面では7回も多くなる。

両社は、渋滞のピークを避けるよう注意を促すとともに、渋滞後尾への追突注意喚起対策やサービスエリアでの駐車場整理員の配置、臨時トイレの設置、大型車駐車ますの確保などに取り組む。