ヤマト、美術品輸送など法人向けサービス集約

M&A国土交通省は3日、ヤマトロジスティクスとヤマトグローバルロジスティクスジャパンから申請のあった産業競争力強化法に基づく「事業再編計画」について、3月30日付けで認定を行ったと発表した。両社は3月7日・23日付で「事業再編計画」を提出した。

計画では、ヤマトホールディングスは4月1日に会社合併・会社分割を行い、ヤマトグローバルロジスティクスジャパンにヤマトロジスティクスの海外引越・美術品事業を承継させ、ほかグループ企業4社に分散している国内ロジスティクス事業をヤマトロジスティクス統合させることを決定。事業再編による法人顧客向けサービスの強化を行っていくことにより、さらなる企業価値の向上を目指すこととしている。

今回の認定により、不動産の取得時の登録免許税などの軽減措置を受けることが可能となる。

国交省は、産業競争力強化法の規定に基づき審査した結果、事業再編を行うものとして、同法で定める「認定要件を満たすと認められる」ため、事業再編計画の認定を行った。

（出所：国土交通省）