
▲RFIDタグを一括で読み取りできるトンネルゲートを導入
ロジスティクスオンワードホールディングスが9日公表した決算説明によると、オンワード樫山の重点施策として、RFIDタグを活用した物流の効率化を盛り込んだことがわかった。
具体的には、2019年度2月期をメドに物流拠点を従来の11拠点から4拠点に集約し、支店での倉庫業務を大幅に縮小してセンターコントロール体制に移行する。
さらに、18年8月にはEC倉庫も統合し、リアル在庫とEC在庫の一元化を実現する。さらにすべての商品にRFIDタグを装着し、RFID機器(読み取りゲート)を全倉庫に導入。入庫・出庫・返品といった物流業務からはじめる。
このほか、中国の保税地区で一括で商品を仕入れ、効率的な物流体制を構築する。ベトナムは19年をメドに同取り組みを推進する。