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兵庫県と神戸市、中小向けIoT・AI・ロボット導入支援

2018年4月13日 (金)

行政・団体神戸市は12日、兵庫県と一体となって中小企業の「IoT・AI・ロボット」導入を支援するため、新産業創造研究機構(NIRO、神戸市中央区)に導入相談窓口を設置し、相談対応や専門家派遣、補助金の拠出など初期の検討から本格導入まで、段階に応じた体系的な支援を行うと発表した。

支援は神戸市と兵庫県が中小製造業の人手不足への対応、生産性向上・競争力強化を図る目的で実施を決めたもので、国が進める「地域におけるIoTプロジェクト創出」を支援する地方版IoT推進ラボに選定された「神戸IoT推進ラボ」の取り組みの一環として進める。

IoT・AI・ロボットの導入など「ものづくり」の高度化、生産現場の改善に関連する中小企業の相談事に対応するほか、支援施策の紹介、導入資金の獲得支援・IoTツール、産業用ロボットなど機器・製品の紹介・事業者の紹介も行う。

また、NIRO職員や専門家が中小企業の生産現場を訪問し、課題を調査して企業のニーズに合わせた支援プランを検討。伴走型で「ものづくり」の高度化を支援する。

さらに、IoT・AI・ロボットを製造プロセスへ導入して生産性を高めたり、搭載製品を開発して品質向上を検討したりといった取り組みに対し、1件500万円を上限として費用の半額を補助する制度も開始する。