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大阪府・住商、越工業団地への府内企業進出で優遇策

2018年4月16日 (月)

拠点・施設大阪府と住友商事は16日、住友商事が運営するベトナムの第二タンロン工業団地(フンイエン省)へ新規入居する府内企業に特化したサポートを導入する、と発表した。

住商と大阪府は、これまでフィリピンのファーストフィリピン工業団地に関する協定などを通じ、共同で府内企業の海外進出サポートをしてきたが、新たに第二タンロン工業団地のレンタル工場の一部を「大阪府インダストリアルパーク」として活用する協定を結んだ。

今後は大阪府インダストリアルパークに入居する企業向けに初年度管理料の免除などの優遇措置を実施。すでに協定の適用一号案件として、ダイジ(大阪府茨木市)が進出を決めた。同社は3月に現地法人を立ち上げており、7月にも操業を開始する。

■優遇措置
対象団地:ベトナム・ハノイ近郊にある「第二タンロン工業団地」内のレンタル工場
措置内容:(1)工業団地入居時の管理費を1年間免除(2)ベトナムでの現地法人設立手続きに要する費用の免除(翻訳費用などの実費は除く)

■第2タンロン工業団地概要
出資比率:住友商事グループ92%
所在地:ベトナムフンイエン省(ハノイ市中心部から南東33キロ)
開発面積:346ヘクタール(第一期、第二期合計)
入居企業数:入居企業数:73社(うち日系企業は71社)※2018年4月時点
設立時期:2006年11月