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フェデックスフレイト・ダッカー社長、8/15付で退任

2018年4月19日 (木)

財務・人事米フェデックスコーポレーションはこのほど、子会社フェデックスフレイトの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるマイケル・L・ダッカー氏が8月15日付で退任すると発表した。後継者については「後ほど任命する」としている。

ダッカー氏は1975年にフェデックスエクスプレスへ入社し、メンフィスの拠点で同社のフロントライン業務に携わった。80年代を通じて米国の陸上輸送業務で昇進を重ねた後、91年にイタリアのミラノを拠点とする南欧担当バイスプレジデントの国際的役職に初めて就任した。

92年には南太平洋・中東地域担当のバイスプレジデントに、95年にはアジア太平洋地域担当のシニアバイスプレジデントに就任した。99年には国際担当のエグゼクティブバイスプレジデント/プレジデントとして米国に戻った。2009年にはフェデックスエクスプレスの最高執行責任者(COO)に就任し、その後でフェデックスフレイトでの現在の役職を引き受けた。

フェデックスコーポレーションの会長兼最高経営責任者(CEO)であるフレデリック・W・スミス氏は、「マイク・ダッカー氏は43年以上にも及び、フェデックスが新たな商機の取り込みでリーダーシップを発揮し、役職を引き受けてくれるように求めると応じてくれた。欧州、アジア、米大陸という地域に関係なく、ダッカー氏は当社のPeople(人)-Service(サービス)-Profit(利益)という理念の模範となってきた。ダッカー氏のリーダーシップと戦略的直感は、当社が今日築き上げた世界的事業の成長にとって不可欠だった。ダッカー氏の最高の業績を正確に言い表しようがないが、マイク・ダッカー氏がいないフェデックスを想像することは困難であり、それが真の変革力を持ったリーダーの証であるということは言える」と述べた。