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オートマギ、検品省力化するAIソリューション公開

2018年4月23日 (月)

サービス・商品Automagi(オートマギ、東京都新宿区)は23日、スマートフォンのカメラで商品のパッケージやタグを撮影するだけで商品名や型番などを認識し、検品業務を省力化するAIソリューションの提供を開始した。

物流会社の倉庫では、店舗に配達したメーカーの商品が売れ残りや不具合などで定期的に店頭から戻され、商品を検品する作業が常時発生しており、その作業の手間が課題となっている。

オートマギの開発したソリューションでは、返品された商品のパッケージやタグをスマートフォンのカメラで撮影すると、記載された商品名や型番などの情報をAIを活用することで画像から精度高く認識し、その情報をクラウドにあるシステムに送信。

これまでは返品された商品のパッケージやタグを目視で確認し、商品名や型番などの情報をパソコンに入力する作業で、1件あたりの処理に平均30秒の時間がかかっていたが、ソリューションを活用した場合、1件あたり平均6秒でシステムへの情報登録が完了するという。