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ACKG、マダガスカル・トアマシナ港のコンテナヤード整備

2018年4月25日 (水)

▲(写真左)米澤栄二オリエンタルコンサルタンツグローバル代表取締役社長(右)ヘリー・ラジャオナリマンピアニナ大統領

ロジスティクスACKグループは24日、東アフリカ・マダガスカルのトアマシナ港拡張事業の起工式が23日に行われたと発表した。

トアマシナ港は、マダガスカルの国際貨物の7割以上を取り扱う同国最大の商業港で、同国の急速な経済成長と人口増加に伴う旺盛な貨物需要に港湾インフラが十分対応しきれておらず、滞船や貨物の遅配が発生している。

同事業は、深さ16メートルの大水深岸壁やコンテナヤードの整備などを国際協力機構(JICA)の円借款事業として行うもので、同国のラジャオナリマンピアニナ大統領は「総事業費は450億円で、これは同国史上最大の公共事業になる」と述べた。

事業は2つのパッケージから構成し、パッケージ1は2020年、パッケージ2は26年に竣工する。

起工式には、ヘリー・ラジャオナリマンピアニナ大統領、小笠原一郎駐マダガスカル日本国特命全権大使らが出席した。ACKグループの事業会社であるオリエンタルコンサルタンツグローバル(東京都新宿区)共同企業体は、同事業の設計、施工監理などを含むコンサルタント業務を担当している。