2012年3月期 | 2011年3月期 | 増減率 | |
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売上高 | 49,283 | 49,386 | -0.2% |
営業利益 | 905 | 1,259 | -28.1% |
経常利益 | 956 | 1,275 | -25.0% |
当期純利益 | 586 | 649 | -9.6% |
ロジスティクス▽食品物流合弁会社の初期損失響き、経常利益25%減
液体輸送の取扱量の減少はあったものの、国内一般貨物輸送や国際貨物輸送の増収により、492億8300万円とほぼ前期並みの売上高を確保。車両の稼働率向上や固定費の削減に取り組んだが、販売費・一般管理費などの増加、食品物流合弁会社の営業開始に伴う初期損失が発生したことなどにより、経常利益は25%減益の9億5600万円となった。また、経常減益や税制改正などにより法人税などの負担が増加したことから、最終利益は9.6%減益の5億8600万円となった。
▽今期後半、首都圏で大型物流センター稼働
今期は、石油製品などの液体輸送で省エネルギーや燃料転換が進展し、輸送量の減少による厳しい状況が続くと予想。前年度後半に営業を開始した食品物流事業は、上半期を中心に損失が継続する見通し。年度後半には首都圏で大型の新物流センターを稼動させる。
これらにより、今期は連結売上高494億円(0.2%増)、営業利益9億3000万円(2.7%増)、経常利益9億8000万円(2.5%増)、純利益4億5000万円(23.3%減)を見込む。