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セーレン、インドとインドネシアに生産・販売拠点

2012年5月11日 (金)

アパレルセーレンは10日、インドとインドネシアに子会社を設立すると発表した。両国の自動車市場へ本格参入を果たすとともに、グローバルサプライ拠点の充実・強化を図る狙い。将来的には、ファッション衣料、産業資材などの事業展開も検討する。

 

インドでは、カルナータカ州マイスール県で繊維製品の企画・開発・製造・販売などを手掛ける子会社を設立済みだが、現在3億ルピー(4.8億円)となっている資本金を2014年までに、18.7億インドルピー(30億円)まで増資。第1時投資として30億円を投じ、敷地面積12万平方メートルの土地に月産20万メートルの生産能力を持つ工場(建屋面積2万平方メートル)を建設。13年8月から操業を開始する。16年に20億円の売上を見込む。

 

インドネシアでは、西ジャワ州ブカシ県ジャバベカ工業団地で6月に設立し、土地10万平方メートルに第1時投資分として27億円を投入、建屋面積1万5000平方メートルの工場を建設する。当初の生産能力は月産20万メートルで13年8月に生産を開始、16年に15億円の売上を目指す。