拠点・施設モレスコは8日、インドネシア現地法人の設立手続きを完了し、生産拠点を建設すると発表した。
これまで同社のインドネシア向け製品は、モレスコタイランドを中心に展開していたが、同国内の二輪、四輪市場の成長が著しく、今後も同社製品の市場拡大が見込まれることから、2010年7月ジャカルタ市に駐在員事務所を開設。こうした状況を踏まえ、インドネシアに現地法人を設立し、生産拠点を建設するもの。
今後はインドネシア国内の二輪、四輪市場の成長とともに、ダイカスト油剤、金属加工油など同社製品の拡販を図る。
工場建設には3億円を投じ、1万1000平方メートルの用地に建屋面積2500平方メートルの建屋を設ける。生産能力は年4000トンで、2012年1月に生産を開始する。