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CEC、工場IoTデータの可視化サービス開始

2018年5月25日 (金)

サービス・商品シーイーシー(CEC)は25日、設備・人・モノのIoTデータを可視化するサービス「ビジュアルファクトリー」の提供を6月から開始する、と発表した。

製造業で導入が進む「設備のIoT」に加え、作業者の状態・動作、材料・製品の状態を統合的に可視化するもので、生データを設備・人・モノの状態・動きとして意味づけし、「生産阻害要因の真因追求」「計画外の事象に対する生産現場での迅速な意思決定」を支援する。

具体的には、品質と加工条件の相関分析や、部品ごとの品質トレーサビリティで再発防止や要因把握を支援し、設備や人の稼働状況と不良品の発生状況を統合、ボトルネックの原因追求や改善提案をサポートする。またライン単位の出来高や設備稼働状況・人の位置・モノの滞留状況を可視化し、遅延要因を把握しやすくする。

生産現場の特性に合わせ可視化メニューを選択・カスタマイズすることが可能で、利用するデジタルデータの取得には、シーイーシーが従来から提供している設備や人・モノのIoT製品と連携して活用できる。

▲設備のアラーム発生から復旧までに要した時間や原因を特定するために、作業員の位置と作業内容を確認(画面例)