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トラックカーナビに新機能、休憩考慮したルート検索

2018年5月31日 (木)

サービス・商品ナビタイムジャパン(東京都港区)は5月31日、iOS向けアプリ「トラックカーナビ」で提供している「ルート沿い検索」に、長時間運転を防止するアラートや、大型車の駐車に対応した施設を表示するなどの新しい機能を同日から追加すると発表した。

これまでは、ドライバーが休憩施設を探す際、アプリをタップすると現在地周辺にある施設のみが表示されており、その都度探す必要があったり、迂回する手間が発生したりしていた。

そこで今回、ルート検索後にルート上にある「大型車の駐車可能な休憩施設」の位置や情報をあらかじめ確認できる機能を拡充した。これにより、事前に休憩施設を経由地として追加することが可能になり、計画的な配送が可能になる。

▲サービスイメージ

さらに、ドライバーは4時間の運転ごとに30分以上の休憩をする必要があるが、効率的に休憩時間の確保できるよう、ルート検索時に出発地、目的地、経由地の地点間を走行する所要時間が4時間を超える区間があった場合には、アプリ内でアラートで表示し、長時間運転を防止する機能も追加した。

検索する区間は、ユーザーで任意に設定できるため、「アラートを参考に連続運行時間内の区間で休憩をとろう」「目的地の手前で一度休憩を入れるようにしよう」といったことも可能になる。大型車の駐車可能な休憩施設としては、サービスエリア・パーキングエリア、ガソリンスタンド、飲食店、シャワー施設などを休憩地の候補として表示する。

Android OS向けトラックカーナビについても今後対応を検討する。

■「トラックカーナビ」アプリ
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id1147473077?mt=8