ECナビタイムジャパンは6月29日、損害保険ジャパン日本興亜が提供中の大型車両向けカーナビゲーションアプリ「トラナビスマイル」に、「休憩地点案内」機能の提供を開始した。これにより、同アプリを利用するドライバーは、ルート検索するだけで、どこで休憩をするか悩むことなく、休憩地を見つけることができるようになる。
トラナビスマイルは、安全運転支援サービス「スマイリングロード」の利用者を対象に提供する大型車両向けカーナビゲーションアプリで、ナビタイムジャパンではこのアプリのカーナビ機能や「大型車両規制情報」の提供、「大型車用事故多発地点アラート」機能などの開発に技術協力している。
今回提供した休憩地点案内機能は、ルート検索時に出発地、目的地、経由地の地点間を走行する所要時間が2時間以上の場合、ルート上のサービスエリア、パーキングエリアを休憩地の候補として案内する機能。
これまでも、2時間以上のルートを検索した時に、休憩を促す注意喚起アラートを表示してきたが、今回の対応により注意喚起に加えて、ルート上で「遠回りにならない」休憩地の候補を地図上に表示する。地図上の休憩地を選択すると、その休憩地を含むルートを検索できる。
トラックドライバーの休憩時間確保を促し、より安全な運転を支援するため2時間の運転ごとに休憩地を案内するよう設計している。
また、同日から最高速度30キロ区域「ゾーン30」の回避ルート案内と、進入時音声アラートも追加。ルート検索時にゾーン30がある場合に、地図上にその区域を表示し、自動的に回避するルートを検索する。設定画面で、「回避しない」「回避する」「積極的に回避する」から選択が可能。ゾーン30に進入する際には注意を促す。