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三洋化成、韓国に潤滑油添加剤の新生産拠点

2018年6月8日 (金)

拠点・施設三洋化成工業は7日、主力事業の一つである潤滑油添加剤「アクルーブ」シリーズの世界的な需要増に対応し、韓国で新たな合弁会社「韓国三洋化成製造」を設立し、年産1.1万トン規模の生産設備の新設を決定したと発表した。

今回の投資決定により、7月に新会社を設立、2019年12月の操業開始を予定しており、日本、米国関係会社、中国関係会社に加え、4か国目の生産拠点となり、総生産能力は年産7万トンとなる。

20億円投じ、同社グループである韓国サンノプコの敷地内で設備を新設する。

アクルーブは、自動変速機用潤滑油向けや無段変速機用潤滑油向けの需要増に加え、燃費向上効果が注目されて消費量がより多いエンジンオイル向けでも需要が拡大している。同社グループでは、この需要増に対応するとともに、BCPの面からもグローバルな生産体制の強化と生産拠点の複数化を進めている。