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日本郵便、秋頃メドにゆうパックサービス改善

2018年6月26日 (火)

(以下画像の出所:日本郵便)

ロジスティクス日本郵便は26日、秋頃をメドにゆうパックに新たな配達希望時間帯を追加するとともに、スマートフォンアプリを利用して宛名ラベルを貼ることによって運賃を引き下げるサービスを開始するなどの改善策を発表した。

また、基本運賃を適用するゆうメールの規格外サイズの取扱いを廃止して基本運賃を一本化。クリックポストは運賃を21円引き上げる。

ゆうパックは帰宅時間に合わせて受け取れるよう、6区分となっている現在の配達希望時間帯に「19-21時」を追加した7区分に再編。この変更に合わせて、郵便物の再配達希望時間帯も変更する。また、当日の再配達受付の締切時刻についてもインターネット・IVR(自動音声応答システム)・コールセンターで受け付ける場合は当日7時、13時、17時までの3段階に設定し、ドライバーコールは当日19時まで受け付ける。

さらに、勤務先か郵便局に限定していた受け取り変更先として「はこぽす」「コンビニ」への変更を選択できるようにする。

ゆうメールは規格外サイズ(長辺34センチ、短辺25センチ、厚さ3センチを超える大きさと重量1キロを超えるもの)の取り扱いを廃止し、基本運賃を一本化する。

クリックポスト運賃は現行の164円から185円へ21円の値上げとなる。

このほか秋頃をメドに、クレジットカードの事前登録後に無料のスマートフォンアプリを利用し、郵便局で発行した宛名ラベルを荷物に貼り付ける場合、ゆうパックの基本運賃よりも割安に発送できる「Web決済型ゆうパック」の取り扱いを開始する。

2019年には荷物の配達予定をメールアドレスなどに通知し、その通知を利用して受取日時や受取場所を変更できるサービスや、受取人が不在の時にもゆうパックを受け取れるよう、受取人が指定した場所に配達するサービスを提供する。