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ベクトル、ジーエフ物流拠点へ自社システム展開

2018年7月3日 (火)

ロジスティクス古着ファッションの買取・販売を手がけるベクトルは3日、アパレル物流に強いジーエフが全国30か所に展開する物流拠点へ、商品の査定から出品作業までの商品管理を行う自社開発のマルチチャネル出品システム「ベクトルプレミアムシステム」の提供を開始した、と発表した。

ベクトルとジーエフは、ベクトルの物流を担うために合弁の物流会社「gf.V」(ジーエフドットブイ、東京都港区)を2018年3月に設立。それまでベクトルの出荷拠点は岡山市の1拠点でカバーしていたが、合弁会社の設立に合わせて両社の物流体制を共有する取り組みに着手した。

今回の取り組みでは、ベクトルが岡山市の拠点で用いているマルチチャネル出品システムを全国のジーエフ物流施設30か所と協力会社に提供し、出品センター機能を持たせることで、商品管理体制を強化する。

マルチチャネル出品システムは、ベクトルの全国86か所のFC実店舗、自社運営FCショップ「ベクトルパーク」、Yahoo!(ヤフー)や楽天などの大型モール、ECショップといった複数のチャネルで商品を一元管理して出品を行うシステム。

すでに6月5日からジーエフの岐阜本店、愛知清須支店、茨城守谷支店、新潟南魚沼支店の4か所へシステム提供を段階的に進めており、年内には神奈川伊勢原支店、愛知一宮支店、岐阜本巣支店へも導入する計画。

ベクトルは今後も積極的に他社との提携を進める、出品センターの全国フランチャイズ化を目指しているという。