話題ヤマト運輸は16日、クロネコメール便のサイズをA4サイズに一本化すると発表した。6月30日を最後に、B4サイズの取扱いを終了する。クロネコメール便におけるB4サイズの取扱量は全体の1%未満。
クロネコメール便は、預かった荷物を郵便受けに投函することを基本としたサービスで、A4サイズ・B4サイズの2種類の大きさでサービスを提供してきた。
しかし、B4サイズは郵便受けに入りにくい場合が大半で、投函時や顧客が取り出す際にクロネコメール便が歪んでしまったり、ほかの投函物の重みで折れ曲がってしまう、ほかの投函物が入らなくなるなど「顧客に迷惑を掛けするケースが多発している」という。
また、明らかに投函不能な場合は、顧客に直接手渡しをすることにしているが、不在の際は「クロネコメール便ご連絡票」を投函した後に再配達するため、配達までに時間を要するケースも増えている。
このため、投函サービスとしての品質維持を基本に検討した結果、B4サイズの取り扱いを終了してA4サイズまでに一本化することにした。