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東洋炭素、観音寺市の生産拠点を増強

2018年7月13日 (金)
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拠点・施設東洋炭素は13日、シリコンウェハーの製造工程やLED製造工程などのエレクトロニクス分野に用いられるSiCコーティング黒鉛製品の需要に対応するため、東洋炭素生産技術センター(香川県観音寺市)の生産能力を増強すると発表した。

▲SiCコーティング黒鉛製品

近年、IoT化にともなうセンサーの活用やビックデータ化、そして自動車の電子システム化の普及にともない、SiCコーティング黒鉛製品の需要が高まっており、これらの需要に応えるとともに将来の半導体市場全体の需要も見据え、同センターに25億円の設備投資を実施する。

新たにSiCコーティング製造工場を建設するだけでなく、先を見据えた自動化設備を積極的に取り入れるなど、品質と生産性の向上を図ることで、生産効率を大幅に拡大することにより、2020年度にはSiCコーティング黒鉛製品全体の生産能力を約.5倍に増強する。

■投資の概要
導入拠点:東洋炭素生産技術センター(香川県観音寺市)
投資内容:建屋新設、加工機、コーティング炉、検査機などの設備増強
投資金額:25億円
稼働時期:2020年度上期