財務・人事日立物流が25日に発表した2019年3月期第1四半期(4-6月期)決算は、国内・国際物流とも好調な伸びを示し、営業利益が13%増加した。
国内物流部門は、メディカル関連案件の本格稼働や取扱物量が総じて堅調に推移したことなどにより、売上高が3%増加し、1051億2900万円となった。セグメント利益は、作業コストの上昇はあったものの、増収影響や生産性改善効果により、53億6300万円(12%増)となった。
国際物流部門は、前期に立ち上げた自動車部品関連案件の寄与や為替影響により、売上高が4%増加し、648億700万円。セグメント利益は、増収影響のほか、課題案件の収益改善により30%増え、18億1300万円となった。
一方、物流周辺事業など「その他」部門は、売上高が2%減少し、48億3600万円。セグメント利益は、情報システム開発事業でのプロジェクト案件終了の影響により、34%減少し、2億4600万円だった。
■2019年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 174,772 | 3.5% | |
調整後営業利益 | 7,422 | 13.1% | 4.2% |
EBIT | 8,074 | 1.8% | 4.6% |
最終利益 | 5,050 | 5.6% | 2.9% |