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商船三井、Uniper社のLNG輸送向け新造船竣工

2018年8月1日 (水)
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ロジスティクス商船三井は1日、伊藤忠商事との合弁会社が発注したLNG船「LNG SCHNEEWEISSCHEN」が7月31日に韓国・大宇造船海洋の玉浦造船所で竣工し、欧州ガス・電力事業最大手の「Uniper SE」(ドイツ)の100%子会社である「Uniper Global Commodities SE社(同)と初のLNG輸送契約に投入されたと発表した。

同船は2つの新技術を商船三井で初めて搭載。天然ガスと重油の二元燃料で稼働する低速2ストロークエンジンを採用することによって主機・燃費を高効率化したほか、高効率化によって余剰となる貨物から蒸発したガスをこれまで以上に効率的に再液化して貨物に戻すボイルオフガス再液化システムを搭載した。

■「LNG SCHNEEWEISSCHEN」概要
全長:297.9メートル
全幅:47.90メートル
満載喫水:11.50メートル
LNGタンク:メンブレン型
貨物タンク容量:18万立方メートル
主機関:X-DF 2機2軸
航海速力:19.5ノット
建造造船所:DSME
船舶管理会社:MOL LNG Transport(Europe)
保有比率:商船三井50%、伊藤忠商事50%