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丸全昭和・1Q、主力事業好調で営業益2ケタ増

2018年8月6日 (月)

財務・人事丸全昭和運輸が6日発表した、2019年3月期第1四半期(4-6月期)決算は、主力の物流事業が好調に推移したことで、営業利益が2ケタ増益となった。

貨物物流セグメントのうち、自動車運送事業については、関東地区では橋梁輸送の取り扱い減少があったが、住宅資材や土砂改良材、精密機械の取り扱いが増加。中部地区では、工場生産集約による冷却設備の輸送の取り扱いが増えたほか、関西地区でも日用雑貨の取り扱い増加があった。さらに、モーター関連製品の取り扱い増加があり、貨物自動車運送事業全体では、増収となった。

港湾運送事業については、関東地区では非鉄金属の輸入の取り扱いが減少したが、輸入青果物や輸出向け車両の取り扱い増加があり、港湾運送事業全体では増収。

倉庫業については、関東地区では住宅資材や幼児用教材の取り扱い増加があった。関西地区では、化成品の取り扱い増加があり、倉庫業全体では増収となった。

鉄道利用運送業については、関東地区での住宅資材の取り扱い増加があったが、建築用接着剤の取り扱いが減少となり微減。その他の物流附帯事業については、外航船収入では、中東向けプラント案件の取り扱いが減少となり、減収となった。

内航船収入では、穀物の取り扱いが増えたが、石炭や非鉄金属の取り扱いが減少となり減収。航空収入では、変電所設備の輸出業務終了に伴い減収だった。荷捌収入では、医療用フィルムの取り扱いが増えたが、合成ゴムや断熱材の取り扱いが減少となり、減収となった。その他の物流附帯事業全体では減収だった。

これらの結果、物流事業の売上高は5%増収の241億4000万円、セグメント利益は21.6%増の14億5200万円となった。

■2019年3月期第1四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
28,5184.6%
営業利益
1,82417.4%6.4%
経常利益
2,0379.8%7.1%
純利益
1,65830.7%5.8%