ロジスティクス丸全昭和運輸が7日に発表した4-6月期連結決算は、物流事業が堅調に推移したことを受けて増収増益となった。売上高営業利益率は前年同期の5.1%から5.4%へと改善した。
貨物自動車運送事業は、関東地区で建設機械の取り扱いが減少したものの、日用雑貨や精密機器、産業用ガス、住宅建材の取り扱いが増えた。中部地区ではステンレスが減少し、関西地区では住宅設備や精密機器が伸びた。また、新たにモーター関連部品の取り扱いが増加し、同事業全体では増収となった。
鉄道利用運送業では、工業用ガスのスポット案件や青果物の新規受注によるJRコンテナ利用が増加し、増収となった。
[丸全昭和運輸]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 25,017 | 22,849 | 9.5% | |
営業利益 | 1,360 | 1,163 | 16.9% | |
経常利益 | 1,633 | 1,425 | 14.6% | |
当期純利益 | 1,113 | 983 | 13.2% |