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ジェトロがスタートアップ49社支援、物流からオープンロジ

2018年8月23日 (木)

話題日本貿易振興機構(ジェトロ)は23日、スタートアップ・中堅・中小企業の海外展開を支援する取り組み「ジェトロイノベーションプログラム」(JIP)の採択企業として49社を決定した、と発表した。49社のうち、物流分野では物流プラットフォームを運営する「オープンロジ」(東京都豊島区)が選ばれた。

同プログラムは特許庁の補助事業として実施するもので、ジェトロが海外のスタートアップ支援組織と提携し、ビジネスモデル構築研修、メンタリング、ピッチ、展示会での商談機会・ビジネスマッチングなどの支援メニューを提供することにより、日本企業の海外展開を支援する。

同事業は2015年度にスタートし、これまでに65社の海外展開を支援。18年度は「実施地域の拡大」「深セン・プログラムの拡充」をポイントとして実施しており、オープンロジは中国・深センプログラムへ採択が決まった。

これにより、オープンロジは数多くの新興企業が集積する中国・深センで9月7日から12日まで、現地アクセラレーターと提携して開催されるピッチイベントへ参加し、同日程で集中メンタリングを受けるほか、11月14日と15日に開催される中国最大の先端技術見本市「チャイナテックフェア」のジャパンパビリオンに出展する。

同社は「世界最大のEC市場国である中国の深セン市場で事業展開を目指していく」としている。