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プロロジス、草加市に食品加工・流通向け物流施設開発

2018年9月10日 (月)
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拠点・施設プロロジスは10日、埼玉県企業局が整備する草加柿木フーズサイト(草加市)に、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク草加」の開発を決定した、と発表した。

草加柿木フーズサイトは、埼玉県企業局が整備中の、食品製造・加工等の業務を行う企業が集積する産業団地。工業用水の供給が予定されているほか、都道府県としては初の試みとなる「事前エントリー方式」により、進出企業を造成工事前に募り、各企業の希望に合わせ区画・基盤整備するオーダーメイド形式で開発される。すでに全ての分譲地で進出企業が決定しており、プロロジスは唯一の賃貸型物流施設として、19万平方メートルの開発区域の内、6.8万平方メートルの敷地を取得し、プロロジスパーク草加を開発する。

延床面積15万平方メートルのマルチテナント型施設として開発し、2020年夏の着工を目指している。草加柿木フーズサイトの開発コンセプトを実現するため、食品加工・流通業務を行う企業の入居を前提に、冷凍冷蔵設備への対応や工業用水のろ過設備を導入するなど、食品系カスタマーのニーズに合わせた設計・仕様とする計画。

施設周辺は人口が集積する地域であり、「越谷レイクタウン駅」より徒歩圏内という利便性の高さから、雇用確保しやすい。働きやすく、安全な施設環境を整えるためカフェテリアや売店といったアメニティ設備やBCPにも対応する。

外環道草加インターチェンジ(IC)から4.2キロ、外環三郷西ICから4.9キロと近く、外環道はことし6月に三郷南IC-高谷ジャンクション(JCT)間が開通し、千葉湾岸エリアと接続したことにより、物流機能が向上した。東埼玉道路は、国道16号と接続する計画で整備中で、広域物流、地域配送のいずれにも利用可能な立地としている。

■「プロロジスパーク草加」計画概要
所在地:埼玉県草加市柿木町
敷地面積:6万8816.9平方メートル(2万817.11坪)
計画延床面積:15万1000平方メートル(4万5700坪)
構造(予定):地上2-4階建て
着工予定:2020年夏
竣工予定:2021年