新造フェリー「さんふらわあきりしま」が就航

ロジスティクス商船三井は19日、子会社フェリーさんふらわあ（大分市）の新造大型フェリー「さんふらわあきりしま」が15日に就航し、大阪南港さんふらわあターミナル（大阪市住之江区）から志布志港（鹿児島県）に向けて出港したと発表した。これにより、大阪・志布志航路には新造船2隻が投入されたこととなる。

新「さんふらわあきりしま」は、先代と比べて積載可能なトラック台数が2割増えた。5月15日に就航した姉妹船「さんふらわあさつま」とともに、モーダルシフトやドライバー不足の受け皿として、関西・九州間の物流強化に寄与する。

パブリックスペースが大幅に拡張され、客室の8割以上を個室化するなど快適さが格段に向上。さんふらわあさつまで好評だったスイートルームなどの客室、広々としたレストラン、大浴場などを楽しめる。

■新造船の概要
総トン数 1万3659トン
全長 192メートル
全幅 27メートル
喫水 6.8メートル
航海速力 23ノット
主機関 8830kw×2基
旅客定員 709人
積載車両数 大型トラック121台（13メートル換算）、乗用車134台