日本GLP、浦安の物流施設を一部建替え

拠点・施設日本GLP（東京都港区）は27日、千葉県浦安市の物流施設「GLP浦安II」を一部建て替えると発表した。

同施設は2棟で構成する総延床面積3万2990平方メートルの物流施設で、今回の建て替えはこのうち1棟が対象。現在の2階建て（倉庫部分は2層）から7階建て（同5層）に増床し、2棟合わせた総延床面積は4万9000平方メートルへ拡張する。

2棟を連結させて利便性・効率性を高めるとともに、テナントのニーズに合わせて作業用大庇や大型エレベータを設置、一部フロアーに空調と「ビッグアスファン」を併設する。

日本GLPの帖佐義之社長は「テナント企業のオペレーションに配慮し、既存の1棟を稼働させながら別棟を建て替えることを決定した。テナント企業と日本GLPの設計チームが綿密な協議を行い、決定したものだ」と話しており、入居しているテナント企業は建て替え後も継続して同施設を利用することが決まっているという。

■施設概要
施設名：GLP浦安II
所在地：千葉県浦安市
敷地面積：2万4396平方メートル
延床面積：4万9000平方メートル（建て替え後）
構造：鉄骨造
着工：2019年1月
竣工：2020年2月