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指定ルート外れると警告、ビークルアシストに新機能

2018年10月4日 (木)

サービス・商品パイオニアは4日、 業務用車両向けのクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」に、管理者が作成したルートをそのままカーナビに送信できる「指定ルートコース機能」などの新機能を11月下旬から追加すると発表した。

指定ルートコース機能は、事前に許可されたルートを外れてはならない大型車両や特殊車両、セキュリティを考慮する必要がある現金輸送車などのルートを指定することができる。指定したルートを外れた際にはドライバーへ警告するとともに、管理者にもメールで通知されるため、状況をリアルタイムに把握して対応できるようになる。

また、新人ドライバーへの参考ルートの指示や、進入方向が決まっている目的地へのルート指示などにもこの機能を活用できる。

▲指定ルート作成画面

また、設定したエリアへの車両の出入りを検知・通知する「通知エリア機能」(ジオフェンス機能)を追加する。この機能は管理者があらかじめ設定したエリアに対する車両の出入りを検知し、管理者やドライバーに通知。大規模な商業施設・工場・倉庫などへの出入りや、業務担当エリアからの離脱を把握するなど幅広い車両管理用途に活用できる。ニーズに合わせて、設定エリアの形状や範囲、通知条件なども変更可能となっている。

▲通知エリアリスト画面

さらに従来の危険挙動警告(急加速・急減速・急ハンドル・速度超過)に加え、バック時の速度超過も検知して警告するとともに、管理者にメールで通知する「バック速度超過警告」を加える。