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いすゞ、クラウド型運行管理「MIMAMORI」全面刷新

2017年5月9日 (火)

▲MIMAMORIコントローラー

サービス・商品いすゞ自動車は8日、クラウド型運行管理システム「MIMAMORI」(ミマモリ)の車載コントローラー・専用ウェブ画面を全面刷新し、5月中旬から発売開始すると発表した。

MIMAMORIは、データ通信とインターネットを活用し、走行中の商用車と事務所を接続して遠隔で燃費や車両の位置情報、ドライバーの運転操作情報など車両の運行情報を収集、解析するクラウド型運行管理システム。

今回、車載コントローラーを10年ぶりにモデルチェンジ。従来の使い勝手を維持しつつディスプレイに有機ELを採用。ドライバーシートからの視野角による見づらさを解消し、視認性を向上させた。

▲専用ウェブ画面

専用ウェブ画面は、アイコンからの直感的な操作を可能とした新しいデザインに変更。画面遷移の階層を簡略化し、スムーズな作業性を実現した。

また、新たにドライバーのエコドライブ習得をサポートする「エコドライブトレーニング」、車両が指定エリアを外れて走行した場合に管理者へメールで通知する「ジオフェンス入出お知らせサービス」を追加。

エコドライブトレーニングでは、ドライバーの運行データをもとにクセや改善点をわかりやすく解説するほか、エコドライブが実践できていない場合は「スピードの出しすぎ」などの音声と警告音によって運転改善を促す。

運行形態を12のセグメントに分類し、セグメント別の全国ランキングや事業所内ランキングを提示。10段階のエコドライブ等級表示機能とあわせて、ドライバーのエコドライブに対する意識を向上させる。

▲運行軌跡サービス画面

ジオフェンス入出お知らせサービスは、運行ルートを任意のエリアに指定でき、車両が指定エリアを外れて走行した場合、管理者にメールで通知。ニーズに応じた車両状況管理に活用できる。

このほか、動態管理機能の拡充や車両位置通知機能などサービスメニューを改良・追加した。

販売価格は初期導入価格が1台あたり11万970円(税込)で、その後月額1台あたり972円となっている。