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米インフォア、自律学習でSCM支援する新ソリューション

2018年10月5日 (金)

サービス・商品米インフォアはこのほど、データ駆動型で自律的に学習し、一貫して「信頼できるサプライチェーン」を実現するソリューション「Control Center」(コントロールセンター)を発表した。

同ソリューションは、サプライチェーンをエンドツーエンドで可視化し、専門的なデータサイエンスを駆使した予測的・規範的なインテリジェンスを提供する。日常業務で発生する情報の中から重要な情報だけを汲み取り、作業内容に応じた適正なデータを提供することで、すばやい意思決定と行動実行を支援する。

サプライチェーンを可視化できる能力は、機械学習機能を伴うことで、将来起こり得るサプライチェーンの問題を予測し、早期に対処できるようになる。

クラウドベースのマルチエンタープライズ向けのコマースネットワークでグローバル取引とサプライチェーンマネジメントを支援する「Infor GT Nexus Commerce Network」(インフォアGTネクサスコマースネットワーク)上に構築され、20年に渡るさまざまな業界のグローバルなサプライチェーン上のデータから得た20年に渡るインテリジェンスを活用できる。インフォアGTネクサスコマースネットワークは、マルチエンタープライズ向けのプロセスとフローを編成できるように設計され、ネットワークネイティブなアプリケーションが、ネットワーク上で日々の活動を実行し、ライブかつ正確で豊富なコンテキストのデータを提供する。

ライブコントロールポイントからネットワークのフローを察知する。従来のサプライチェーンシステムが、トランザクションを頼りに問題に気づくのに対して、このソリューションは動的な監視を行う。「正常な状態」が何であるかを知ったうえで計算し、フローの動きを常時監視することで、問題発覚前に異常を察知し、アクションが必要かどうかを判断する。その際、取るべきアクションを提案するだけでなく、その結果をもとに自己学習し、それを繰り返すことでさらに改善する。