ロジスティクスプライスウォーターハウスクーパース(PwC、東京都中央区)と米国ラマソフトは29日、企業のサプライチェーン改革支援で協業を開始する。
ラマソフトが提供するプラットフォームを活用し、戦略策定や既存ネットワークの最適化、実データを使ったシミュレーションといったサプライチェーンのデザインから、改革の実行、定着化までを一貫して支援する。
国別のビジネス環境や税務リスクなどを考慮した包括的な支援に強みを持つPwCとラマソフトが協業することで、外部環境や顧客のビジネスモデルに応じた総合的なサービスを提供できるようにする。
PwCはラマソフトのプラットフォームを活用し、サプライチェーンネットワークモデルの策定に際して実測データを基にシナリオを検証し、企業戦略に即した実現可能なサプライチェーンの構築を支援。サプライチェーン改革を専門とするコンサルタント20人体制で、関連するサービスを含めて年間売上高10億円を目指す。