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商船三井、フィリピン人船員へ永年勤続表彰

2018年10月17日 (水)

▲挨拶する商船三井の武藤光一会長

イベント商船三井は17日、船員配乗グループ会社マグサイサイMOLマリン(MMM、フィリピン)が、同国マニラで5日にMMMに在籍するフィリピン人船員の永年勤続表彰式を、6日に同船員とその家族を対象とした船員家族会を開催したと発表した。

永年勤続表彰は、15年間にわたって同社船で勤務した船員を対象として表彰を行うもので、式典には受賞者とその家族60人が出席した。武藤光一会長からは、長きにわたり同社運航船の安全運航を担う船員自身と、その船員の乗船中、留守を支える家族双方の貢献に感謝を伝えると共に、ことし8月に開校した「MOLマグサイサイマリタイムアカデミー」の学生へ知識と経験を教える役割も期待しているとのメッセージを伝えた。

受賞者からは、「商船三井の支援を得て、スキルを磨き、目標を達成し、夢を実現するための知識を増やしていくことができた。今後も商船三井の安全運航に不可欠な役割を果たしていきたい」と決意が述べられた。

また、船員家族会はマニラ市内の複合アミューズメント施設で開催され、船員とその家族3250人が参加。武藤会長は、船員とその家族に対し安全運航への支援に感謝を示すと共に、海上輸送によって船員が世界中の日常生活をサポートしていることを参加者に語った。参加した家族からは「会社が家族に対しても安心と愛をもたらし、大切にしてくれていることを、毎年の家族会で実感している」との感想が述べられた。