ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR貨物、一連の災害でコンテナ列車延べ4359本運休

2018年10月17日 (水)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は17日、6月に発生した大阪府北部地震をはじめ、「平成30年7月豪雨」、台風24号などの一連の災害の影響と実施した対策についてまとめ、公表した。

これらの災害などで不通となった期間は7月5日から10月12日までの100日間で、延べ運休本数はコンテナ列車が4359本、車扱列車62本となり、合わせて4421本となった。

(出所:日本貨物鉄道)

不通区間対応策として同社は、う回列車の運転、トラック代行輸送、船舶代行輸送を行った。

う回区間は岡山貨物ターミナル駅-(山陽線)-倉敷駅-(伯備線)-伯耆大山駅-(山陰線)-益田駅-(山口線)-新山口駅-(山陽線)-幡生操車場間で、上り8月31日から9月28日と10月6日から11日まで30本、下り8月29日から9月28日と10月6日から11日まで32本運転した。この間の輸送量は2075個(12フィート換算)となる。

このほか、トラック代行輸送(3万6160個)、船舶代行輸送(2万842個)を実施し、う回・代行合計で不通区間輸送量の最大26.6%をカバーした。なお、山陽線不通による減送量は163万3200トン(暫定値)となった。