荷主いすゞ自動車は17日、南アフリカ市場で商用車の生産・販売事業の拡充を図るため、現地法人「いすゞトラックサウスアフリカ」の出資比率を引き上げると発表した。
現地法人はこれまで、いすゞとGMサウスアフリカ社がそれぞれ50%を出資していたが、GMサウスアフリカ社から株式の一部を購入し、いすゞの出資比率を70%までに引き上げることにしたもの。
出資比率の引き上げに伴い、今後は生産・財務の面でもいすゞの関与を強めることで、南部アフリカの商用車事業を強化し、将来的には1万台の販売を目指すとしている。