EC越境EC(電子商取引)支援を手がけるマルコネクト(福岡市中央区)は21日、日本貿易振興機構(ジェトロ)の「JS-Links(海外ビジネスに関わるサービスプロバイダーリスト)」に登録・掲載されたと発表した。
JS-Linksは、ジェトロが運営する海外ビジネスに関するサービスプロバイダーリストで、実務面で日本企業の海外展開をサポートするさまざまな分野のサービスを紹介している。
米国では、これまで少額の個人輸入品について関税を免除する「デミニミス(非課税基準額)ルール」を設けていたが、このルールを利用して関税を逃れるEC事業が急増したことから、ルールを廃止して今月29日から品目に応じた関税を課すことになった。このため、米国からほかの国への販路開拓が加速し、越境EC事業者の競争が激化することが予想される。
こうしたことから、同社では人口増加の時代に入り、スマホ普及率も高い東南アジアや台湾に着目。今後、競争の激化が予想される同地域でEC事業の展開を目指す日本企業の支援に力を入れることした。
ECモールでの出店を検討している企業に対しては、東南アジアと台湾最大級のECモール「Shopee」(ショッピー)への出店を支援。日本からはブラジル、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピンの7つのマーケットに販売が可能で、Shopeeに対する初期費用・維持費用はかからない。
東南アジアや台湾、アジア向けに自社越境ECサイトを構築する際は、ECサイト構築サービス「SHOPLINE」(ショップライン)を活用する。SHOPLINEは、アジアで広く利用されている自社ECサイト構築プラットフォームで、特に台湾、香港、シンガポールで高い支持を得ている。
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