ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

トランコム・中間、海外物流業務安定し増収増益

2018年10月29日 (月)

財務・人事トランコムが29日発表した2019年3月期中間(4-9月)決算は、海外での物流業務が安定稼働したことなどで増収増益となった。

ロジスティクスマネジメント事業は、新規業務の稼働に加え、既存拠点の物量増加により、8.4%の増収。セグメント利益は、新規業務の稼動に伴う初期費用の計上はあったが、売上高の増加に伴う利益の増加に加え、前期稼働業務、既存拠点での収益性の改善などにより、7.5%の増益となった。

物流情報サービス事業は、荷動きが活発な中、西日本豪雨や酷暑の影響もあり、空車不足感がさらに強まったことで成約件数の確保に苦戦したが、災害の影響に加え、燃料単価の上昇、人手不足の常態化などを背景とした運賃単価の上昇により、5%増収、セグメントは3.6%の増益。

「その他」事業は、海外での物流業務が安定稼働したことで、安定化のためにかかった費用がなくなったことに加え、部品物流の幹線輸送の伸長により、7.4%の増収、セグメント損益は黒字に転じた。